クレジットカード番号が流出したのでPayPayカードを再発行してみた
2023年2月14日、ソフトウェア等を販売しているソースネクスト社のショッピングサイトに不正アクセスがあり、クレジットカード情報が流出した可能性があるとの報道がありました。残念ながら私のPayPayカードも対象に含まれているとの連絡があったので、PayPayカードの再発行の手続きを行いました。
ソースネクスト社からの発表によると、流出したクレジットカード情報は、カード名義人名、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコード。これだけの情報がそろって流出していれば不正利用は免れません。
チャットで問い合わせ
PayPayアプリやウェブサイトでカードの再発行方法について確認すると、カードの破損や紛失・盗難での再発行については記載されていましたが、不正利用の懸念から再発行を依頼する方法については記載されていませんでしたので、PayPayカード社に問い合わせをすることに。プラスチックカード裏面に記載されている電話番号に電話で問い合わせすることも可能ですが、通話料が有料(0570で始まるナビダイヤル)だったので、今回はチャットで問い合わせることにしました。
チャットでオペレーターにつながってから、再発行の諸手続きが完了するまで約30分かかりました(オペレーターにつながるまでの待ち時間を含めると45分くらいかかりました)。電話でやり取りするよりかは多少時間がかかりますが、通話料金を気にする必要がないのと、チャットなのでお菓子食べながらでも話が進められるのでお気楽です。
チャットは、PayPayカードのウェブサイトのヘルプページの右下に「問い合わせる」というアイコンから呼び出せます。
チャット画面を開くと、最初はチャットボットが「どのようなことでお困りですか?」と質問してきますので、「紛失盗難・再作成/再発行・解約」-「再作成/再発行」-「PayPayカードの再作成」-「その他の理由による再作成」と選んでいきます。そうすると、やはりPayPayアプリやウェブサイトのカード再作成・再発行のページの案内され、「回答は参考になりましたか?」と聞かれるので「いいえ」を選ぶと、「オペレーターにチャットで質問する」という選択肢を提示されますので、そこからはオペレーターにつながります。
チャットをしたのは日曜日の午後で、混みあっていたのか、オペレーターからの最初の応答があったのはオペレータを呼び出してから約15分後でした。(これが電話だと通話料金が…)
オペレーターから「お問い合わせ内容をお伺いしてもよろしいでしょうか」と返答があったため、「ソースネクスト社のショッピングサイトからクレジットカード情報が流出した件で、当方のPayPayカードのクレジットカード情報が流出した可能性があると連絡があったのでカードの再発行をお願いしたい」と送信すると、そこからカード再発行の手続きが始まりました。
手持ちのクレジットカードは即時停止
まず、再発行に伴い、現在のPayPayカードはこの場で停止の手続きが取られ、手元にあるプラスチックカードはハサミで切って処分するようにと言われました。PayPayあと払いも、このタイミングで利用できなくなりました。
再発行には再審査が必要
PayPayカード再発行時には再審査が行われるそうです。このため、自宅の情報や家族構成、勤務先、年収など、クレジットカード契約時と同じような質問をチャット上で伝えました。
新しいクレジットカード番号が発行される
問題なく審査が通れば、2~3営業日後にはPayPayアプリ上で新しいクレジットカード番号が表示されるので、PayPayあと払いやネットショッピングでの利用が再開できます。私の場合、日曜日の午後に再発行の手続きを行い、2営業日目の火曜日の午後には新しいクレジットカード番号がアプリ上に表示されました。再発行前のクレジットカード番号で公共料金などの支払いをしていた場合は、自分でクレジットカード番号変更の手続きを行います。
プラスチックカードは1週間~10日後に簡易書留郵便で送られてきます。
再発行した月のPayPayStepはどうなるの?
PayPayカードの再発行手続きによりクレジットカード番号が変わりましたが、PayPay Stepの利用回数や利用金額は再発行前のクレジットカード利用分も含めて継続してカウントされます。